国内外を問わず、レースシーンにおいて圧倒的な支持を受けている「DIABLO SUPERCORSA」。
その進化版である「DIABLO SUPERCORSA V2」が、いよいよ登場です。
ワールドスーパーバイク(WSBK)でのタイヤ開発をベースに、
軽快なハンドリング
シャープで正確なコーナーリング
サーキットにおける耐久性の向上
比類なきグリップ
といった点を向上させ、さらにハイパフォーマンスなタイヤへと進化しています。

また、サーキットユースのみならず公道での使用を想定した
「SP」(Sport Production)を開発するにあたり、
Bi-Compoundの採用
高速域での安定性の確保
公道におけるマイレージと性能持続性の確保?
といった性能も追加され、公道でも「DIABLO SUPERCORSA V2」のレーシングパフォーマンスを存分にお楽しみいただけます。

DIABLO SUPERCORSA V2では、リアに200/55ZR17というサイズを採用。さらに「Bi-Compund」を新たに採用し、
センターには耐久性を重視したコンパウンドを、ショルダーにはハイグリップコンパウンドを配置(図1)することで、マイレージとハイグリップの両立を実現しています。

また、通常1000ccクラスのスーパースポーツモデルを中心に採用されているリアタイヤは190/55ZR17 (又は190/50ZR17)です。
ピレリはこれよりもタイヤ幅で2mm, 外径で4mm大きな200/55ZR17インチを採用しました。
幅だけではなく外径も大きくすることで、接地面が増えグリップが増すだけではなく、さらに軽快で正確なコーナーリング特性を実現しています。


DIABLO SUPERCORSA V2では、新たに「シングルエレメント トレッドパターン」を採用。この新たなトレッドパターンデザインにより、
タイヤショルダーのスリックパート(溝のない部分)が24%増大(図2、現行DIABLO SUPERCORSA SPと比較)。
接地面積がより広くなり、新採用のBi-Compoundテクノロジーとの相乗効果で、非常に高いグリップを発揮します。

また、一つの「線」で形成された「シングルエレメント トレッドパターン」により偏磨耗が抑制され、性能劣化を抑制することに成功しています。


DIABLO SUPERCORSA V2は、その性能の証明として、既に2012年世界で最も注目されているスーパースポーツモデル「DUCATI 1199 PANIGALE」に純正採用されています。

また、欧州の1000ccストックレースでは既に200/55ZR17サイズのDIABLO SUPERCORSAが使用されています。スイングアームの加工の必要なく、
S1000RR, CBR1000RR, YZF-R1, GSX-R1000, ZX-10R
といった1000ccスーパースポーツモデルに装着可能で進化したDIABLO SUPERCORSA V2のレーシングパフォーマンスを1000ccスーパースポーツモデルに乗る全ての方にお楽しみいただけます。
(注)車両への装着に際しては、車両各部への干渉を必ずチェックしてください。